ケース記録をいつか書くか、というのも人それぞれです。自分の場合はできる限りその日中に、その日に会った人や電話を受けた人などを書くようにはしていました。これは、人間は結構忘れやすく、また生保業務は明日何が起きるか分からないため、出来ることはできるうちにやっておくという一つの習慣でもありました。
中にはまとめて経理処理時に書くという方もいましたが、さてはてそれできちんと書けていたかは分かりません。人それぞれではあるので、どっちが効率いいか、やりやすいかはやりながら見つけていければいいのかなと。
ケース記録をまとめて書くときに注意しないといけないのは、誰の記録に何を書いてるかが分からなくならないようにすることです。特にまとめて10人の記録を書いていこうとすると、大体に通った表現になることもしばしば。書きながら「あれ?この表現、さっきもしなかったっけ?」と錯覚を覚えることもあります。また、まとめて書こうとするやってはいけませんが、一個前の記録をコピーしてそのまま次の人に貼り付ける、これではケース記録を書く意味がありません。特に焦ってケース記録を書こうとすると、本来のケース記録をつける意味を忘れてしまいがちなので、きちんと記録を書くためにも、自分の書きやすいペース、分量、表現を早くマスターすることが大事です。
またこれも困ることですが、前任の表現を真似するか、です。私的にはこれは前の人の表現、書き振りを踏襲する必要はないと考えています。よくあるのが、前の担当がこの書き方してたから真似している、です。勿論、これもいい表側の仕方、適切な分量であれば大いに真似るべきです。上手いコース記録の書き方をする方は、自ずと文章が整理され、本当に必要なことしか書かないのです。
この塩梅がとても難しい。多分、すっきりしたケース記録だと、書いている本人からしたら物足りない、不足している感じがする、という不安感を覚えることもあります。
だからと言ってダラダラと書くのはNGです。受給者の援助のための記録なので、前にも書きましたが一字一句書き連ねることが目的ではありません。生活保護の自立助長を目指すため、支援に必要な情報を書くことを心掛けてください。
基本は5w2hです。いつ、誰が、どこで、どのくらい、、、、などと言った構文を考えていくとよいです。最低でも、いつ、誰が、誰と、どこで会ったか、誰がどう話したか、それに答えたか、という事くらいはどの記録でも書けると思います。
後は色々な人の記録を見比べてみて、いい表現を探してみてください。大体長くても10行程度で収まるようになります。