2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
不正受給は主に課税調査での発覚が主ですが、たまに外部からのタレコミもあります。 福祉事務所に匿名で電話、メールなどが入ってくることがあります。○○に住む人だけど、昼間から福祉事務所に内緒で働いていて月10万円稼いでいます、そんなことが許されるの…
さて、相手方がずっとしらばっくれる、あまりないのですが時折手強い方もいます。 そんな時は未申告就労先に強行的に調査を実施します。そしてその他に、この者の通帳の取引履歴を確認します。福祉事務所でも、では働いている事実を忘れている、自分ではない…
さて、「働いていてかもしれない」この未申告就労について、どんどん聞いていきます。 相手が怒ることもあります、何故そんなことを答えなきゃいけないと。 生活保護受けている以上、就労収入は申告する義務があるからでしょ!!!!!ともっと言い返します…
課税調査の流れは以下の通りです。 課税課からデータが送られてくる。 課税情報と福祉事務所の収入申告額を比べて、大丈夫な人と怪しい人を分ける。 怪しい人のデータをよく見て、些末な誤差(端数程度)なら容認、ズレが激しい人はさらに確認。 ずれている…
何故、福祉事務所で未申告収入を把握できるか、それは毎年行われる課税調査を実施するからです。 例えば就労収入について。自治体に住民票があれば、その者の就労している企業は給与支払いに対して、一定率の税金を掛けていることが多いです。所得税が一番多…
さて、受給者から収入申告がなければ迅速な保護変更がかけられず、不必要な保護費が支給されてしまう仕組みがあります。 では、巷で言われる不正受給の代表は何か。勿論、福祉事務所に内緒で就労をすることです。生活保護受給者であっても就労することはでき…
前回の記事では、受給者が何か外部から金銭を受給した際、福祉事務所は本人から申告を受けないと把握できない現実があることを書きました。 例えば年金などであれば、受給資格、受給期間などを本人同意で調査していればある程度把握はできます。受給している…
最近課税調査の経過報告を受けたりしているため、世の中の関心事で特に生保受給者に対してネガティブな印象を持ちやすい「不正受給」について。 不正受給とはその字の如く、本来受けるべきでない生活保護を何かしらの理由で受けていたこと、もう少し言うと、…
やっと所用が終わり、いよいよ更新を少しずつ再開しようと思います。 コロナウィルスの騒動によって経済がどんどん悪くなっている一方、日経平均株価などはどんどん回復をしているため、非常に乖離のある状態と思います。 その中で、この数か月のうちにどの…