生活保護ケースワーカー奮闘記

令和時代に福祉事務所のケースワーカーとして働く公務員の皆さん、またその関係組織の方々に関する情報を提供します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ケース記録の書き方

ケース記録はおそらく誰もが一度は書き方に悩むものかと思います。一体何を書けばいいの??全部事細かに書かなきゃいけないの??など、様々です。 福祉職などでは大学で記録の書き方についても学ぶようですが、若干足りないなぁと思うこともしばしば(教授…

異動直後の段取り

福祉事務所へ異動したり、新規採用になって1ヶ月が経っていますが、頑張っていらっしゃいますか?? 時折、この4月から5月に掛けて体調を崩されてしまう方がいらっしゃるので、職場全体で新米ケースワーカーのことを見ていく必要があります。特に、1人で抱え…

福祉事務所への異動について

さて年度末。皆様にとってドキドキの異動内示も出て、いよいよ4月から福祉事務所でケースワーカーになる人も多いはず。 このブログではケースワーカーとして何をしていくのか、どんなことをやっていくのかをまとめているつもりです。少しでも異動の不安を和…

面談中の録音録画について

時折、受給者と対応している中でどうしても相容れない状況が生じます。お互いの主張、福祉事務所としては自立へ向けた助言支援や、就労の指導指示などでしょうか。受給者側から言えば、例えば保護費の支給をめぐっての考えの違いなどがあります。本当にさま…

第一発見者について

公務員の仕事をしている中で、これほど実務で消防や救急、警察、葬祭会社と関わりを持つ仕事もないんじゃないか?といつも思います。 さて、以前に高齢者の自宅での死亡を書きましたが、今回はケースワーカーをやっていると直面する「ご遺体の第一発見者」と…

ケースワーカーの向き不向き その3

たまーに、いや、それなりにいるのが、生活保護受給者に対して高圧的な態度を取ってしまう職員がいます。生活保護業務というのが、市役所業務でもあまり例のない、対人援助かつ直接に保護費(金銭)を支給する仕事であり、その対象者と密接なやり取りを行う…

ケースワーカーの向き不向き その2

一回でも福祉事務所に来てほしいなぁと思う職員は、自分が結構優秀だなぁと思っている職員ですかね。 まーーーーー語弊があるかも知れませんが、その自治体によっては、かなり福祉事務所の人員配置の考え方がいい加減なところがあります。 これ、採用とか異…

ケースワーカーの向き不向き その1

さて、新年になってそろそろ異動という言葉がちらついてきている時期です。私の職場でも、世の中をあまり理解していない職員たちがあーだこーだと希望(願望)を語ってきます。非常に痒い話も聞いているので、やれやれその希望が叶うといいねと言いつつ、世…