生活保護ケースワーカー奮闘記

令和時代に福祉事務所のケースワーカーとして働く公務員の皆さん、またその関係組織の方々に関する情報を提供します。

4月の所払い

新規採用者や異動者を最初に待ち受けるのは、引き継ぎ訪問とともに最初の所払いでしょう。

自治体で異なりますが、おおよそ4月1週目に行われます。

この所払いで、福祉事務所で保護費を受け取る受給者の引き継ぎが行われたりもします。新旧の担当者+受給者が一堂に会するので、ごちゃごちゃになりがちです。

私的にこの日に引き継ぎをしなきゃいいのに、と思うのですが、この日にしか会えないという理由と、旧担当者もいつまでも担当していられないという理由もあります。

 

特に新しく異動してきた方は、こ、これがケースワークか!となることが大半です。何せこんなに人と一度に会うこともなく、また、みんなして何か要望やらを言ってくるので頭が混乱します。

 

この日は割り切って、挨拶程度、後はまた会いに行くということを伝えれば大丈夫です。何かここで具体的な支援やらは決まりません。まず、この日は間違えなく保護費を渡すこと、福祉事務所の所払いというものに慣れてください。