生活保護ケースワーカー奮闘記

令和時代に福祉事務所のケースワーカーとして働く公務員の皆さん、またその関係組織の方々に関する情報を提供します。

ケースワーカー質問コーナー その3

色々質問があったりしたので少しずつ

 

事務職ですが、4月から福祉事務所のケースワーカーとして仕事をするよう異動がありました。8月までの4ヶ月間、とても精神的に辛くて何度も辞めたくなります。何故自分がやらされるのでしょうか、人事評価が悪かったのでしょうか。左遷されたね、と同期に笑われたりしており、本当に毎日辛いです。

 

公務員の異動というのは本当に分からないもので、また福祉事務所のケースワーカーというのも非常に特殊な仕事です。思うに、この仕事だけ、名前がついているように思えます。保健師、保育士、看護師などの専門職ですが、なんとなく資格も何もない事務職の職員が、ケースワーカーなんて大層な名前をつけられて、勝手に無理難題を押し付けられている、こんな気持ちなのかも知れません。

 

さて、左遷かどうかはこの方のこれまでの仕事ぶりを知らないのでなんとも言えません。ただ、やはり福祉事務所のケースワーカーというのは、「貧乏くじを引いた」「絶対にやりたくない」と事務職から避けられがちな職場ではあります。

 

私も事務職なので、1番最初の異動内示の時はショックを受けました。質問者さんの気持ちも分からなくはありません。

 

ここからは私見ですが、ケースワーカーの仕事、受給者の対応など全く未知の世界だからこその不安もあること、周りからの噂(大体はネガティブ)にマイナスイメージを持ってしまうことはあります。そして、よく分からないルールや制度、周りは仕事を押し付けてくる、こっちだってどうすりゃ分からないのに、なんで怒られるんだよということも沢山あります。

 

この質問に対しては

A.それでも一年は頑張ってみて、一通り経験して欲しい。二年、三年と続くうちに必ず理解できるところはあり、少しずつ慣れてくるところはある。それでも一年で限界なら、職場内の異動を強く希望してください。

 

かなと。

 

まず、この生活保護に関する仕事は誰かがしないとなりません。それは、どの仕事でも地方公務員としてその自治体に採用されたのであれば、嫌な仕事というのにぶつかった時にどうするかという対応策は持っておかねばなりません。